好きなお題

 

こんなマシュマロをいただいたので、自分の好きなお題を考えてみました。

(たぶん1か月後とかには変わってそうな気はする)

 

トップテン、ということなので10位から行きます。

 

 

10.  #最適解のない人生

まわりみちばかり、それでもいいんだよ。っていうお題です。
このタグっぽくしているところがちょっとこだわりポイント。

セットお題というか、そんな感じで作っていたお題でもあります。

#最適解のない人生
 幸福と不幸の境界線
 知らないままでいさせて
 この手は掴めないものだらけ

 

9.  bound for 地獄

駅の案内音声を聞いて思いついたやつ。

最近、駅のホームとかで流れる音声案内が日本語だけでなく英語でも流れるようになってきていて、行先の案内が「Bound for ~」なんですよね。

そこが妙に頭に残っていて、ふと思いついたお題です。

地獄行き。

 

8. あの日の思い出と心中

ずっとあの日の記憶に囚われ続けている。そんなお題です。

多くの人が、忘れられない一コマ的なものは持っているんじゃないかと思うのですが、それが未だにこの心に重くのしかかってどいてくれないので、それならいっそ心中してしまいたい、という感じですかねえ…

 

7. 付かず離れず恋煩い

声に出したいお題No.1

「~ず」がいい感じに韻を踏んでいるお題です。響きがめちゃくちゃお気に入りです。

恋煩いって付かず離れず、みたいなとこあるじゃないですか(?)

 

6. ぼくらの最適酸素濃度は大気圏の外よりも薄い

どこか息がしにくい世界でも生きていかなきゃいけないけどね。

酸素というのは実は毒性があるというのをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

すごくざっくりいうと、酸素って細胞を傷つける、みたいなところがあるんですね。

だから、この世界は少し毒っ気がつよい、というニュアンスを込めています。

 

有り余る酸素は、ぼくらの身体には過ぎたるものだった

海の底でひとり、空を見上げて
深呼吸を最後にしたのっていつだったろう
目に見えない毒を喰らう
息をするたび傷が増えていく
笑っているからって楽しいわけじゃない
飲み込んだ針は一番柔なところへ
細胞膜はボロボロ
休み時間の教室が嫌い
溺れていないフリをするのだけが上手くなりました
この六畳一間が生命線
酸欠でも過呼吸でもない
どうしてぼくらには防護服がないんだろう
理解したいってただのエゴ

ひとつになれないなら、ぼくらは出会わないほうが幸せだったのかもね

 

5. 永遠なんてないくせに約束しないで

「永遠」というのに弱いにんげんです。

永遠って誰も保障できない。それでも求めてしまうぼくら。

だからって「永遠に約束」なんて叶うはずがないのにしてしまう。

それが今は憎い。

 

4. いつか打ち明けようと思っていた嘘を言えないまま大人になってしまった僕ら

永遠に背中合わせのきみとぼく(永遠なんてないと言った口で永遠と言ってしまうわたし)

あとであとでと思っていたら、いつのまにか大人になってしまった。

大人になってしまうと、素直に口に出せない。

 そんなはなし。

 

 

3. どこまでも深い青に溺れて

どこまでも深い青に溺れたい。

これは企画に提出した作品なんですが、夏の海をイメージしたお題だったかと思います。

青ってなんだか吸い込まれそうな色だと思っていて、そういう印象を込めています。

 

 2. 夜更けのアイを秘めた心臓

これ好きです…

作ったときに、「アイ」をどうするかめちゃくちゃ悩んで、それならいっそのことカタカナにしてすべての意を込めてしまおうとしたお題。

愛 刹那の逢瀬は日の出とともに終焉
藍 月影照らす貴方の横顔ひとりじめ
哀 違う名前に気付かないふりをして
曖 暗がりに隠したひとかけらの想い

i   すべてはぼくの夢のなかの作り話

 iは虚数のiです。どの「アイ」をあてはめてもしっくりくる感じがすき。

 夜にとらわれているにんげんでもあります。

 

1. ぶん殴られた神様にキス

栄えある第1位は「ぶん殴られた神様にキス」です!!!!

これ、うちだとそんなに目立っていないお題かなあと思うのですが、個人的にはめちゃくちゃ好きなお題です。

声に出してもいいし、中身も好き。

うまく言えないんですが、すきなお題です。

 

 

というわけで、以上が現時点でのトップ10かなあと思います。

自分のお題を作るときに、「声に出して気持ちいいか」っていうのがひとつ軸としてあるので、今回挙げたお題もすべてとは言いませんが結構声に出したときにしっくりくる感じだと思っています。

舌で転がしたくなるお題が好きです。

マシュマロありがとうございました!

 

 

ちなみに選別から漏れたお題はこちら(順不同)

血色を帯びたきみの生
しじまにひとり、消えゆく匂い
檸檬色の恋情
もう会えないと知らぬまま夜に胡坐をかいていた17歳の夏
きみがまだ神様みたいに純真無垢だった頃
きみが綺麗と言って愛した世界を愛してみたい