初夜長

■■181028 02:32 
はじめての夜長でした

お題界隈であまり交流をしてこなかったので、(お名前は拝見したことがあるけれど)はじめましてのかたばかりで、実はちょっと緊張していました。が、すごく楽しかったです。

皆さんすごいお題ばかりで、好き、しか言えなかった。


以下解説もどき。

「アズ ア ナイトメア」
酸いも甘いもすべて飲み込んだカクテルなのかなっていうイメージ。
ひとりきりの夜に、寂しく杯を傾けるような。

「青は夜の続き」
前に作ったお題の「夜更けのアイを秘めた心臓」が割と似ているような印象でした。
夜の続きということは、夜が明ける頃の時間帯で、そこから、まず一番最初の「朝焼けが照らす濡れ羽色の前髪」ができました。
そのあと、ふと青は藍より出でて藍より青しっていう言葉が浮かんで、意味は違うけれどもいいなあと思って、そこから縦読みに。
最後に「夜更けのアイを秘めた心臓」から夜更けという言葉を持ってきて締めました。

「月へは行かない」
月って夢にあふれた場所だなあ→ロマン
でも、現実的に見ると月って岩のかたまりだよなあ→行って現実見たくないなあ
から、「ロマンが破り捨てられるのはご勘弁」
月は綺麗だけど手が届かなくて、それよりも手が届くあなたの隣に行きたい。
それに、月に行くくらいなら、ありきたりでいいから、本当の気持ちを伝えてくれるほうが嬉しい。
なにより、月に行ったらあなたはうさぎみたいに寂しがって死んでしまうでしょう?

「あるいは永遠」
「憧憬にあふれた葬列」から連想縦読みに。
葬列、という言葉がお気に入りというとあれですが、いろいろ思うところがある単語です。
そこから、死んでもずっと一緒なら永遠、という感じで進めました。
舟は三途の川を渡る舟です。
このふたりが、今までずっと一緒だったのか、ただの片思いなのかはひみつ。

ファントム・ペイン・キラー(幻肢痛鎮静剤)」
(ここでそういえばカクテルだったと思いだした)
いたいはいろんな変換できますね(前も同じようなお題作ったな…)